8章では、テーブルに対してDML操作を行う。そのため、失敗するとデータがめちゃめちゃになってしまう。そこで、演習をスムーズに進めるためのポイントをいくつか紹介する。
1.MY_EMPLOYEE表の作成
演習8の1で、スクリプトを実行してテーブルを作成し・・・とあるが、用意するのが面倒なので、次のように作成する。
iSQL*Plus等で以下のSQLを実行すると、MY_EMPLOYEE表が作成される。作成したら、演習8−2で確認しよう。CREATE TABLE my_employee (
id NUMBER(6) PRIMARY KEY,
last_name VARCHAR2(25),
first_name VARCHAR2(25),
userid VARCHAR2(8),
salary NUMBER(9,2)
);なお、CREATE TABLE文は9章の内容なので、ここでは解説しない。
2.MY_EMPLOYEE表の削除
演習を進めていくと、データの更新ミス等により、データがおかしくなってしまうことがある。この場合、おかしくなった部分のみを修正して、演習を進めるのもいいが、一度テーブルを削除して作り直したほうが早い。
テーブルを削除するには、以下のSQLを実行する。DROP TABLE my_employee;
また、テーブルは削除せずに、中のデータを全て削除したいなら、以下のSQLを実行する。
TRUNCATE TABLE my_employee;
なお、DROP TABLE文およびTRUNCATE文は9章の内容なので、ここでは解説しない。
3.演習の進め方のポイント
この章に限らず全ての章に言えることですが、一度作成したSQLをテキストファイルなどに保存しておき、それをコピペして実行したり、一部分のみを修正して実行するのは、効率はいいかもしれませんが、それではいつまでたっても身に付きません!
どんなに簡単な命令でも必ず一から入力し、実行することにより、初めて体に覚えさせることができるのです。SQL基礎という科目は、GOLDまでの各科目のうち、ある意味最も難しい科目といわれます。実際、合格率も相当低いです。しかし、とても簡単であると言い切る人もいます。その差は何でしょう。ズバリ、SQLをすらすらと入力・実行できるかどうかです。
実際、iStudyでは高得点(模擬試験モードで合格率が90%以上で、15分以下)をたたき出すにも関わらず、本番の試験を2度3度落としてしまう人は、これが弱い人であることがほとんどです。SQL基礎以外の科目は、模擬試験問題集やiStudy等の丸暗記でどうとでもなりますが、SQL基礎だけはそれでは通用しません。
SQLは他のプログラミング言語と同様、一から入力して実行し、エラーメッセージをしっかり読んでどこが間違っているかを判断し、正しい結果が出るまで繰り返す・・・これを繰り返す以外に上達する道はありません。Oracle Masterになりたい/プログラマになりたいのであれば、コピペではなく、一から入力・実行することを心がけましょう。