Red Hat Linux 8.0J インストール

1.前準備

LinuxをインストールするパソコンがCDから起動できない場合、インストール用のフロッピーを作成しなければならない。これはクライアント(Windows)マシンで行う。

インストールディスク作成方法

  1. クライアントマシンにRed Hat LinuxのCDと空きのフロッピーを入れる。
  2. DOSプロンプトを開く。
  3. DOSウィンドウに次のコマンドを入力する。
    (フロッピーはAドライブ、CD-ROMはEドライブとする)
    e:\dosutils\rawrite.exe
  4. 書き込み対象のイメージ・ファイルと書き込み先ドライブを聞いてくるので、 前者にはe:\images\boot.imgを、後者にはAを指定(入力してリターン)する。

2.インストール

起動ディスクを作成した場合は起動ディスクとインストールCDを、CDのみでインストールする場合はインストールCDのみを入れてパソコンを起動する。
インストーラが起動するので、とりあえずそのままリターンキーを押してグラフィカル・モードでインストールしよう。後は画面の指示に従って進める。

インストール手順

1.Welcome to Red Hat Linux
「Next」をクリック。
2.Language Selection
使用する言語の選択。Japaneseを選択し、「Next」をクリック。
3.キーボード設定
Japaneseを選択し、「次」をクリック。
4.マウスの選択
Genericの2 Button Mouse (PS/2)を選択し、「次」をクリック。
5.インストールのタイプ
余計なものは一切入れたくないのでカスタムを選択し、「次」をクリック。
6.ディスクパーティション設定
好きなようにパーティションを切りたいのでDisk Druidを使用して手動でパーティションを設定を選択し、「次」をクリック。
7.ディスクパーティション設定
とりあえずは自動パーティション設定を選択し、「次」をクリック。
8.自動パーティション設定
Linux専用マシンとして利用するので、システムのすべてのパーティションを削除を選択し、「次」をクリック。警告ウィンドウが出るが、「はい」をクリック。
9.パーティション設定
パーティション確認画面。「次」をクリック。
10.ブートローダの設定
「次」をクリック。
11.ネットワークの設定
LANカードがPCIなら自動認識され、ネットワークの設定を聞いてくる。固定IPを割り当てるので、次のように設定する。
  1. ネットワークデバイス
    「編集」ボタンをクリックし、「インターフェイスeth0を編集」ウィンドウでDHCPを使用して設定のチェックをはずし、IPアドレス(例、192.168.0.2)、ネットマスク(例、255.255.255.0)をそれぞれ設定して「OK」をクリック。
  2. ホスト名
    手動でを選択し、ホスト名(例、rina.jpn.ph)を入力。
  3. その他の設定
    ゲートウェイとDNSのアドレスをそれぞれ入力する。
12.ファイアウォールの設定
とりあえずセキュリティーレベルをファイアウォールなしに設定し、「次」をクリック。
13.追加言語サポート
「次」をクリック。
14.タイムゾーンの選択
アジア/東京が選択されていることを確認し、「次」をクリック。
15.アカウントの設定
rootのパスワードを指定し、「次」をクリック。(追加のユーザは作らない)
16.認証設定
「次」をクリック。
17.パッケージグループの選択
インストールオプションでカスタムを指定した場合、インストールするパッケージを選択する画面が出てくる。とりあえず以下のものを選択した。
  • 開発グループの「開発ツール」
  • システムグループの「管理ツール」
18.インストール準備完了
やっと前準備ができました。「次」をクリック。
19.パッケージのインストール
ハードディスクのフォーマットやインストールが行われる。マシンが遅ければ遅いほど時間がかかる。Red Hat Linux 8.0JはCD3枚組みだが、上記パッケージしか選択していない場合は3枚目は使わない。
20.起動ディスクの作成
インストールディスクと間違えそうだが、別物なので作成する。障害でハードディスクから起動できなくなったときなどに使用する。
21.おめでとうございます
やっと終わりました、お疲れ様です。フロッピーを抜いて終了ボタンをクリック。「もういらないぞ!」と言わんばかりにCD-ROMドライブが開き、再起動がかかる。

3.インストール後の作業

再起動後、Linuxが起動せずに止まる場合がある。その場合はWindows95などの起動ディスクで再起動し、

fdisk /mbr

と入力しよう。その後、フロッピーを抜いて再起動をかけるとちゃんと起動して、

rina login:

と出たらインストールは無事終了。WindowsクライアントからDOS窓で

ping 192.168.0.1

と入力し、Linuxサーバから応答があるかどうかをチェックしよう。

4.その他

インストールするパソコンにもよるが、インストールは普通にできたにもかからわらず、再起動後、CD-ROMをMOUNTしようとすると、エラーになってマウントできない場合がある。

$ mount /mnt/cdrom
mount: /dev/cdrom は正常なブロックデバイスではありません

RedHatLinux7.2のデフォルトのカーネルの不具合であるらしく、カーネルをアップデートすれば直るらしい。(未確認でスイマセン)
デフォルトのカーネルではCD-ROMはモジュールになっているので、とりあえず認識させるには、次のコマンドを入力すればよい。

$ insmod cdrom

この後、mountコマンドを実行すると、ちゃんとCD-ROMがマウントできる。


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