LinuxをインストールするパソコンがCDから起動できない場合、インストール用のフロッピーを作成しなければならない。これはクライアント(Windows)マシンで行う。
インストールディスク作成方法
- クライアントマシンにRed Hat LinuxのCDと空きのフロッピーを入れる。
- DOSプロンプトを開く。
- DOSウィンドウに次のコマンドを入力する。
(フロッピーはAドライブ、CD-ROMはEドライブとする)
e:\dosutils\rawrite.exe - 書き込み対象のイメージ・ファイルと書き込み先ドライブを聞いてくるので、 前者には
e:\images\boot.imgを、後者にはAを指定(入力してリターン)する。
起動ディスクを作成した場合は起動ディスクとインストールCDを、CDのみでインストールする場合はインストールCDのみを入れてパソコンを起動する。
インストーラが起動するので、とりあえずそのままリターンキーを押してグラフィカル・モードでインストールしよう。後は画面の指示に従って進める。インストール手順
- 1.Welcome to Red Hat Linux
- 「Next」をクリック。
- 2.Language Selection
- 使用する言語の選択。
Japaneseを選択し、「Next」をクリック。- 3.キーボード設定
Japaneseを選択し、「次」をクリック。- 4.マウスの選択
- Genericの
2 Button Mouse (PS/2)を選択し、「次」をクリック。- 5.インストールのタイプ
- 余計なものは一切入れたくないので
カスタムを選択し、「次」をクリック。- 6.ディスクパーティション設定
- 好きなようにパーティションを切りたいので
Disk Druidを使用して手動でパーティションを設定を選択し、「次」をクリック。- 7.ディスクパーティション設定
- とりあえずは
自動パーティション設定を選択し、「次」をクリック。- 8.自動パーティション設定
- Linux専用マシンとして利用するので、
システムのすべてのパーティションを削除を選択し、「次」をクリック。警告ウィンドウが出るが、「はい」をクリック。- 9.パーティション設定
- パーティション確認画面。「次」をクリック。
- 10.ブートローダの設定
- 「次」をクリック。
- 11.ネットワークの設定
- LANカードがPCIなら自動認識され、ネットワークの設定を聞いてくる。固定IPを割り当てるので、次のように設定する。
- ネットワークデバイス
「編集」ボタンをクリックし、「インターフェイスeth0を編集」ウィンドウでDHCPを使用して設定のチェックをはずし、IPアドレス(例、192.168.0.2)、ネットマスク(例、255.255.255.0)をそれぞれ設定して「OK」をクリック。- ホスト名
手動でを選択し、ホスト名(例、rina.jpn.ph)を入力。- その他の設定
ゲートウェイとDNSのアドレスをそれぞれ入力する。- 12.ファイアウォールの設定
- とりあえずセキュリティーレベルを
ファイアウォールなしに設定し、「次」をクリック。- 13.追加言語サポート
- 「次」をクリック。
- 14.タイムゾーンの選択
アジア/東京が選択されていることを確認し、「次」をクリック。- 15.アカウントの設定
rootのパスワードを指定し、「次」をクリック。(追加のユーザは作らない)- 16.認証設定
- 「次」をクリック。
- 17.パッケージグループの選択
- インストールオプションでカスタムを指定した場合、インストールするパッケージを選択する画面が出てくる。とりあえず以下のものを選択した。
- 開発グループの「開発ツール」
- システムグループの「管理ツール」
- 18.インストール準備完了
- やっと前準備ができました。「次」をクリック。
- 19.パッケージのインストール
- ハードディスクのフォーマットやインストールが行われる。マシンが遅ければ遅いほど時間がかかる。Red Hat Linux 8.0JはCD3枚組みだが、上記パッケージしか選択していない場合は3枚目は使わない。
- 20.起動ディスクの作成
- インストールディスクと間違えそうだが、別物なので作成する。障害でハードディスクから起動できなくなったときなどに使用する。
- 21.おめでとうございます
- やっと終わりました、お疲れ様です。フロッピーを抜いて終了ボタンをクリック。「もういらないぞ!」と言わんばかりにCD-ROMドライブが開き、再起動がかかる。
再起動後、Linuxが起動せずに止まる場合がある。その場合はWindows95などの起動ディスクで再起動し、
fdisk /mbr と入力しよう。その後、フロッピーを抜いて再起動をかけるとちゃんと起動して、
rina login: と出たらインストールは無事終了。WindowsクライアントからDOS窓で
ping 192.168.0.1 と入力し、Linuxサーバから応答があるかどうかをチェックしよう。
インストールするパソコンにもよるが、インストールは普通にできたにもかからわらず、再起動後、CD-ROMをMOUNTしようとすると、エラーになってマウントできない場合がある。
$ mount /mnt/cdrom
mount: /dev/cdrom は正常なブロックデバイスではありませんRedHatLinux7.2のデフォルトのカーネルの不具合であるらしく、カーネルをアップデートすれば直るらしい。(未確認でスイマセン)
デフォルトのカーネルではCD-ROMはモジュールになっているので、とりあえず認識させるには、次のコマンドを入力すればよい。
$ insmod cdrom この後、mountコマンドを実行すると、ちゃんとCD-ROMがマウントできる。