Red Hat Linux 7.2J インストール

1.前準備

LinuxをインストールするパソコンがCDから起動できない場合、インストール用のフロッピーを作成しなければならない。これはクライアント(Windows)マシンで行う。

インストールディスク作成方法

  1. クライアントマシンにRed Hat LinuxのCDと空きのフロッピーを入れる。
  2. DOSプロンプトを開く。
  3. DOSウィンドウに次のコマンドを入力する。
    (フロッピーはAドライブ、CD-ROMはEドライブとする)
    e:\dosutils\rawrite.exe
  4. 書き込み対象のイメージ・ファイルと書き込み先ドライブを聞いてくるので、 前者にはe:\images\boot.imgを、後者にはAを指定(入力してリターン)する。

2.インストール

起動ディスクを作成した場合は起動ディスクとインストールCDを、CDのみでインストールする場合はインストールCDのみを入れてパソコンを起動する。
インストーラが起動するので、とりあえずそのままリターンキーを押してグラフィカル・モードでインストールしよう。後は画面の指示に従って進める。

インストール手順

1.Language Selection
使用する言語の選択。Japaneseを選択し、「Next」をクリック。
2.キーボードの選択
モデルがJapanese 106-keyに、レイアウトがJapaneseになっていることを確認し、「次へ」をクリック。
3.マウスの選択
Xは入れないのだからマウスを使うことはないと思うのだが、一応設定しておく。2 Button Mouse(PS2)を選択し、「次へ」をクリック。
4.ようこそ
「次へ」をクリック。
5.インストールの種類
余計なものは一切入れたくないのでカスタムを選択し、「次へ」をクリック。
6.ディスクパーティション設定
好きなようにパーティションを切りたいのでDisk Druidを使用して手動でパーティションを設定を選択し、「次へ」をクリック。
7.ディスクの設定
swapに128MB、/bootに25MB、/にそれ以外の領域を割り当て、「次へ」をクリック。
8.ブートローダーの設定
Red Hat Linux 7.2からLILOのほかにGRUBが使えるようになった。GROBを使うなら何もしないで「次へ」をクリック。
9.ブートローダパスワードの設定
ブートローダにGRUBを選択した場合はこの画面が表示される。(私にはまだ使い方がわからないので)何もしないで「次へ」をクリック。
10.ネットワークの設定
LANカードがPCIなら自動認識され、ネットワークの設定を聞いてくる。「DHCPを使用して設定」のチェックをはずし、IPアドレスなどを設定する。私の場合、自宅でLANを組むので次のように設定した。
DHCPを使用するチェックをはずす
起動時にアクティブにするチェックをつける(Default)
IPアドレス192.168.0.2(例)
ネットマスク255.255.255.0
ネットワーク192.168.0.0(上記IPアドレスの場合)
ブロードキャスト192.168.0.255(上記IPアドレスの場合)
ホスト名rina.localhost(今から作るサーバの名前)
ゲートウェイルータのIPアドレス
1番目のDNSルータのIPアドレス
2番目のDNS
3番目のDNS
分からなくてもインストール後に設定できるので、分かるところだけ入力すればいい。
11.ファイアウォールの設定
Red Hat Linux 7.2最大の売り?私はファイアウォールはルータにお任せするのでここではセキュリティーレベルをファイアウォールなしに設定した。「次へ」をクリック。
12.追加言語サポート
「次へ」をクリック。
13.タイムゾーンの選択
アジア/東京が選択されていることを確認し、「次へ」をクリック。
14.アカウントの設定
rootのパスワードを指定し、「次へ」をクリック。(追加のユーザは作らない)
15.認証設定
「次へ」をクリック。
16.パッケージグループの選択
インストールオプションでカスタムを指定した場合、インストールするパッケージを選択する画面が出てくる。各種ソフトはRPMを使わずソースからインストールしたいので、次のもののみ選択する。
  • ネットワーク管理ワークステーション
  • ソフトウェア開発
サーバとしてしか使わないので、Xなどは領域の無駄になるだけなので入れない。
17.インストール準備完了
やっと前準備ができました。「次へ」をクリック。
18.パッケージのインストール
ハードディスクのフォーマットやインストールが行われる。マシンが遅ければ遅いほど時間がかかる。終わるまでぼーっと待ってましょう。(-_-;)
19.起動ディスクの作成
インストールディスクと間違えそうだが、別物なので作成する。障害でハードディスクから起動できなくなったときなどに使用する。
20.おめでとうございます
やっと終わりました、お疲れ様です。フロッピーを抜いて終了ボタンをクリック。「もういらないぞ!」と言わんばかりにCD-ROMドライブが開き、再起動がかかる。

3.インストール後の作業

再起動後、Linuxが起動せずに止まる場合がある。これはので、その場合はWindows95などの起動ディスクで再起動し、

fdisk /mbr

と入力しよう。その後、フロッピーを抜いて再起動をかけるとちゃんと起動して、

rina login:

と出たらインストールは無事終了。WindowsクライアントからDOS窓で

ping 192.168.0.1

と入力し、Linuxサーバから応答があるかどうかをチェックしよう。

4.その他

インストールするパソコンにもよるが、インストールは普通にできたにもかからわらず、再起動後、CD-ROMをMOUNTしようとすると、エラーになってマウントできない場合がある。

$ mount /mnt/cdrom
mount: /dev/cdrom は正常なブロックデバイスではありません

RedHatLinux7.2のデフォルトのカーネルの不具合であるらしく、カーネルをアップデートすれば直るらしい。(未確認でスイマセン)
デフォルトのカーネルではCD-ROMはモジュールになっているので、とりあえず認識させるには、次のコマンドを入力すればよい。

$ insmod cdrom

この後、mountコマンドを実行すると、ちゃんとCD-ROMがマウントできる。


[ TOP ]