パッチを当てる

Red Hat Linux 6.2J改訂版をインストールしても、ただインストールしただけでは6.2Jのままであり「改訂版」にはならない。
これを「改訂版」にするには「アップデートCD」で提供されているパッケージをアップデート(※1)しなければならない。パッケージはRPM(Redhat Package Manager)形式になっているのでソースからのコンパイルは必要ないが、ファイル名からソフトの種類を推測し、rpmコマンドでインストールしなければならない。

※1 現在インストールされているものを新しいものへ上書きすること

前準備

ソフトはredhatディレクトリ内のi386ディレクトリに入っているが、カーネルはアーキテクチャごとにディレクトリが分かれている。

アーキテクチャディレクトリ
80386i386
Pentiumi586
Pentium Pro/U/V/Celeroni686

Linuxを起動すると、画面にカーネルのバージョンが表示される。私の場合は

Kernel 2.2.14-5.0 on an i586

と出るので、カーネルはi586ディレクトリに入っているものを使用する。とは言え、はっきり言って何を入れればいいかなんて分からないので、雑誌を見ながらこれを入れればいいのかな〜と思って入れたものを紹介する。

ソフト名 パッケージのファイル名 修正内容
カーネル2.2.14 kernel-2.2.14-12.i586.rpm(i586ディレクトリ内)
kernel-headers-2.2.14-12.i386.rpm
kernel-source-2.2.14-12.i386.rpm
kernel-utils-2.2.14-12.i386.rpm
kernel-pcmcia-cs-2.2.14-12.i386.rpm
バグの修正
gpm gpm-1.19.1-1.i386.rpm
gpm-devel-1.19.1-1.i386.rpm
セキュリティ・ホールの修正
Kerberos5 krb5-configs-1.1.1-21.i386.rpm
krb5-devel-1.1.1-21.i386.rpm
krb5-libs-1.1.1-21.i386.rpm
セキュリティ・ホールの修正
TIFFライブラリ libtiff-devel-3.5.5-2.i386.rpm
libtiff-3.5.5-2.i386.rpm
バグの修正
wu-ftpd wu-ftpd-2.6.0-14.6x.i386.rpm セキュリティ・ホールの修正

アップデート手順

1.アップデートCDのマウント
rootになり、アップデートCDをCD-ROMドライブに入れ、マウントする。
# mount /mnt/cdrom
2.アップデートの実行
例えばkernel-2.2.14-12.i586.rpmをアップデートするには次のように実行する。
# cd /mnt/cdrom/redhat/i586
# rpm -Uvh kernel-2.2.14-12.i586.rpm
成功すると
kernel ##########################################
と出てプロンプトに戻る。

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