PPxPのインストール

このマシンは家に持って帰ったらダイアルアップサーバにする予定なので、今回はppp接続を 試してみることにした。
Red Hat Linux 6.1にはPPPDが入ってる(気のせいかもしれないが)が、PPPDではなく、 もっと簡単&高機能といわれるPPxPを入れることにする。Linux Magazinの3月号に 「ホームサーバを立てよう」という特集があり、そこに紹介されてたからこれを思い立ったのだが、 やってみるとはまりっぱなしだった。
そこで、まずはインストールから紹介する。

  1. userlinkをインストールする。

    PPxPを利用するためにはuserlinkとかいうものが必要らしい。これをダウンロードして /tmpに格納し、インストールを行った。

    # cd /tmp
    # tar xvfz userlink-0.99a.tar.gz
    # cd userlink-0.99a
    # ./configure
    # make
    # make install

    これは問題なくできた。

  2. userlinkをカーネルに組み込む

    インストールが無事終了したら、userlinkをカーネルに組み込む必要があるらしい。

    # /sbin/modprobe userlink

    組み込まれたかどうか、確認する。私の場合はこうなった。

    # /sbin/lsmod
    Module   Size  Used by
    userlink  2880   0
    ne     6512   1 (autoclean)
    8390    5920   0 (autoclean) [ne]

    userlinkが表示されればOKらしい。

    なお、マシン起動時に自動的に組み込みたいので、/etc/rc.d/rc.localファイルを viで開き、最後に/sbin/modprobe userlinkを追加して保存する。

  3. PPxPのインストール

    引き続き、PPxPのインストールを行う。これもダウンロードしておく。

    # cd /tmp
    # tar xvfz ppxp-0.99120923.tar.gz
    # cd /ppxp
    # ./configure
    # make
    # make install

    しかし私の場合、makeでエラーがでてしまった。
    いろいろ調べたが、どうやらuserlinkの他にもncursesreadline という物が必要らしい。
    Red Hat Linux 6.1のCDをマウントして探してみると、/mnt/cdrom/RedHat/RPMS の中にncurses-4.2-25.i386.rpmncurses-devel-4.2-25.i386.rpmreadline-4.1.tar.gzreadline-devel-2.2.1-5.i386.rpmというファイルが あったので、よく分からないがそれぞれインストールした。

    # rpm -ivh ncurses-4.2-25.i386.rpm
    # rpm -ivh ncurses-devel-4.2-25.i386.rpm
    # rpm -ivh readline-4.1.tar.gz
    # rpm -ivh readline-devel-2.2.1-5.i386.rpm

    ncurses-4.2-25.i386.rpmをインストールしたら「既に入っています」って 感じのメッセージが出たので、それ以外をインストールすればいいだろう。

    これだけ全て入れてから、PPxPをインストールしなおすのだが、何故か./configure からやり直しても駄目で、解凍されたディレクトリを削除して解凍しなおしたらやっと うまくいった。

  4. モデムの設定

    PPxPのインストールが終わったら、モデムの設定を行う。
    モデムを繋いだポートがCOM1なら/dev/ttyS0COM2なら /dev/ttyS1を使用する。PPxPを実行するユーザがこのデバイスを利用できるよう 設定を行う。

    # chmod 660 /dev/ttyS*
    # chgrp uucp /dev/ttyS*
    # ln -s /dev/ttyS0 /dev/modem

    設定後、状態を確認する。

    # ls -al /dev/modem /dev/ttyS*
    lrwxrwxrwx 1 root root 10 Mar 28 15:50 /dev/modem -> /dev/ttyS0
    crw-rw---- 1 root uucp 4, 64 Apr 3 12:34 /dev/ttyS0
    crw-rw---- 1 root uucp 4, 65 May 6 1998 /dev/ttyS1
    crw-rw---- 1 root uucp 4, 66 May 6 1998 /dev/ttyS2
    crw-rw---- 1 root uucp 4, 67 May 6 1998 /dev/ttyS3

    グループuucpに所属するユーザが、/dev/modemを使える。

  5. パスの設定

    デフォルトでインストールされるPPxP関係のバイナリは/usr/local/bin以下に 配置される。PPxPを実行するユーザの.bash_profilePATH=〜の行に /usr/local/binを追加し、sourceコマンドを実行し(またはログインしなおす)、 設定ファイルを再読み込みする。