Fedora Core 1では、yumを使ってネットワーク経由でパッケージをアップデートする。ここではyumを利用したパッケージの管理方法を紹介する。
デフォルトで設定されている、アップデートを行うためのサーバのアドレス情報が古いため、このままでは利用できない。
参照サーバの設定は、/etc/yum.confファイルに記述されている。viで開き、次のように修正する。
[main]
cachedir=/var/cache/yum
debuglevel=2
logfile=/var/log/yum.log
pkgpolicy=newest
distroverpkg=fedora-release
tolerant=1
exactarch=1
[base]
name=Fedora Core $releasever - $basearch - Base
baseurl=http://download.fedora.redhat.com/pub/fedora/linux/core/$releasever/$basearch/os
[updates-released]
name=Fedora Core $releasever - $basearch - Released Updates
baseurl=http://download.fedora.redhat.com/pub/fedora/linux/core/updates/$releasever/$basearch
#[updates-testing]
#name=Fedora Core $releasever - $basearch - Unreleased Updates
#baseurl=http://fedora.redhat.com/updates/testing/fedora-core-$releaseverなお、Fedora Coreのミラーサーバが全世界に用意されているので、それらを利用してもよい。http://fedora.redhat.com/download/mirrors.htmlに、その他のミラーサイトが載っている。
併用するには、baseurlを連続して記述すればよい。
yumの使い方は次のとおり。
1.更新パッケージがあるかどうかのチェック
$ yum list パッケージのヘッダー情報を指定したサーバから取り出し、一覧表示する。
2.更新パッケージがあるかどうかのチェック
$ yum check-update アップデート可能なパッケージを一覧表示する。
3.パッケージのアップデート(一括)
$ yum update アップデート可能なパッケージを一覧表示し、確認後、全てをアップデートする。
4.パッケージのインストール
$ yum install パッケージ名 1で表示されたパッケージリストからインストールしたいものを見つけたら、このようにインストールを行う。指定したパッケージが見つかると、依存関係のあるパッケージも探し出し、インストールしてくれる。途中、ダウンロード・インストールするかを聞かれ、「y」と入力するとインストールが実行される。
5.パッケージのアップデート(個別指定)
$ yum update パッケージ名 特定のパッケージをアップデートしたい場合はこのように指定する。
6.パッケージの削除(個別指定)
$ yum remove パッケージ名 特定のパッケージを削除したい場合はこのように指定する。
社内のネットワークで
プロキシを利用して外部に接続している場合、yumコマンドを実行しても応答が帰ってこない。環境変数を次のように指定する。
export http_proxy=http://プロキシのIPアドレス:ポート番号/
export ftp_proxy=http://プロキシのIPアドレス:ポート番号/ ←FTPサイトを利用する場合上記コマンドを実行すれば、yumがサーバを見に行く際にプロキシサーバを利用するようになる。私は
.bashrcに記述した。