2Dゲーム基本プログラム・2

サンプル1を作ってから1年以上になり、考え方もずいぶん変わってきました。そこで、今の実力での基本プログラムを作ってみました。

1.プログラム構成

GameSamp.lzh」をダウンロードし、解凍すると次のファイルが作成されます。

ファイルの種類 ファイル名 説明
BITMAPファイル backImg.bmp 背景画像
chara.bmp キャラクタ画像
title.bmp スタート画面タイトル画像など
String.bmp 文字列画像(キャラクタコード順に並べたもの)
ソースファイル ddutil.cpp MSSDKのDirectDrawサンプルについているラッパー関数
Start.cpp スタート画面のプログラム
Game.cpp ゲーム画面のプログラム
myDraw.cpp DirectDraw関係の共通プログラム
WinMain.cpp 基本プログラム
ヘッダファイル common.h 共通ヘッダファイル(define文など)
ddutil.h ddutil.cppのヘッダファイル
Start.h Start.cppのヘッダファイル
Game.h Game.cppのヘッダファイル
myDraw.h myDraw.cppのヘッダファイル

2.プロジェクト作成方法

上記のファイルを任意のフォルダに格納し、プロジェクトを作成します。作成方法は次のとおりです。

  1. プロジェクトの新規作成でWin32Appricationを選択し、作成。
  2. 作成したプロジェクトのフォルダに上記すべてのファイルをコピー。
  3. ビットマップファイルを元にリソースファイルを作成する。
    1. 「挿入」→「リソース」を選択し、リソース一覧から「Bitmap」を選択して「インポート」ボタンをクリック
    2. ファイルの種類を「全てのファイル」にし、4つのBitmapファイルを選択して「OK」ボタンをクリック
    4つのBitmapを持つリソースファイルが作成されるので、名前を付けて保存する。
  4. ソースファイル、リソースファイルをプロジェクトに追加する。
    1. 「プロジェクト」→「プロジェクトへ追加」→「ファイル」を選択
    2. ファイルの種類が「C++ ファイル」になっていることを確認し、ウィンドウに出ている全てのファイルを選択して「OK」ボタンをクリック
    成功すると、ワークスペースの内容が次のようになる(はず)。
    • Source Files
      • ddutil.cpp
      • Game.cpp
      • myDraw.cpp
      • Script.rc(リソースファイル名)
      • Start.cpp
      • WinMain.cpp
    • Header Files
      • common.h
      • ddutil.h
      • Game.h
      • myDraw.h
      • resource.h
      • Start.h
    • Resource Files
      • backImg.bmp
      • Chara.bmp
      • String.bmp
      • Title.bmp
    • 外部依存関係
      • basetsd.h
  5. 「Resource View」でBitmapの中を見ると、4つのBitmapファイルはそれぞれIDB_BITMAP1、IDB_BITMAP2といった名前になっているので、わかりやすい名前に変える。
    1. 変えたいビットマップを右クリックし、「プロパティ」を選択
    2. IDを任意の名前に変える
    プログラム中で指定している名前は次のとおり
    旧ID新IDファイル名
    IDB_BITMAP1"TITLE"Title.bmp
    IDB_BITMAP2"CHARA"Chara.bmp
    IDB_BITMAP3"STRINGS"Strings.bmp
    IDB_BITMAP4"BACKIMG"backImg.bmp
    新IDはダブルクォーテーションで囲むことを忘れないように!!
  6. DirectDrawを使えるようにプロジェクトの設定を行う。
    1. 「プロジェクト」→「設定」を選択
    2. 「リンク」タブをクリックし、「オブジェクト/ライブラリ モジュール」に以下のライブラリを追加
      • ddraw.lib
      • dxguid.lib
      • winmm.lib
    3. 追加したら「OK」ボタンをクリック

以上の設定を行い、ビルドすればexeファイルが出来上がる・・・はずなんですが、どうでしょう。成功すればこんなんが出来ると思うのですが・・・

3.プログラム実行&操作方法説明

エラーもなくビルドできたら実行してみましょう。「げーむたいとる」というスタート画面が出ると思います。なお、これも音を出していません。

スペースキーを押すと、ゲームが始まります。ゲーム画面では、左下にキャラクタが表示されています。カーソルキーの左右で移動でき、両側の壁に触れるとスタート画面に戻ります。

4.プログラムの中身について

スタート画面はStart.cppを、ゲーム画面はGame.cppをいじればどのようにも改造できるという点は前のプログラムと変わりません。
一番の改良点は「common.h」です。これにより、ソースファイルごとにddraw.hなどのヘッダ・ファイルを宣言する必要がなくなっただけでなく、キャラクタデータの構造体などをここに宣言することにより、どのソースでも使えるようになったことです。


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